東近江の花ムラサキで染色体験!「秋を染めよう」を開催しました!

能登川博物館

2014年10月08日 16:56

 10月5日(日)に「秋を染めよう」を開催しました!

【参加者】
麻遊会のメンバー 8名
滋賀県立八日市南高校の生徒 7名(1・2年生)、先生2名
一般の方 17名  合計31名 ほかに見学者数名ありました。



 3年前からはじまった「近江の麻」を使った東近江の花「ムラサキ」での染色体験☆
「秋を染めよう」は、今年も盛況で、たくさんの参加者の方と、報道機関の方に、
お越しいただきました
写真を撮っているのは、中日新聞、毎日新聞、京都新聞の記者さん

県立八日市南高校の農業クラブの生徒の方々が
栽培したムラサキを使って染色体験をし、さらにその工程を参加者の方々にも
伝える役割をしていただきました



①麻(「近江の麻」)のハンカチにビー玉・おはじき・割り箸を
輪ゴムで縛って、 それぞれにオリジナルの模様を作っていきます。

②椿の灰汁を使って先媒染めをおこないます。


③「ムラサキ」の紫根液を使い、ハンカチを紫色にします。

紫根液…の根の液…
そう
ムラサキの花は白いのに、なぜ紫色の染まるのかは、
もう答えが分かりましたね
紫色をした根の部分で、染色をするからです
これを、「紫根染め」と言います

④ハンカチから輪ゴムで縛ったビー玉・おはじき・割り箸を取り出して、
色を布になじませたり、染色の余分な色素を取り出し、乾燥させます。

能登川博物館では、ハンカチを乾燥させる際に、
物干し竿で干す他に「火のし」(炭火を使った昔のアイロン)で
染めあげたハンカチを使い、ちょっとした「民具体験」を行いました。

参加された方々は、おもいおもいの模様に染めたハンカチに
満足された様子でした。

そして、染色の工程が終わったあとは、ほっこりお茶タイムを
しながら東近江市の花「ムラサキ」について、学習します
なんと、このお茶菓子。県立八日市南高校との産学共同で企画製造を
手がけられた銘菓で「あかね」といいます。

県立八日市南高校の生徒さんにとって、普段から取り組んでいる
「ムラサキ」プロジェクトの発表でムラサキをより多くの方に「ムラサキ」を
たくさんの人に知ってもらうきっかけになり、地域交流の一環につながったこととおもいます。

参加されたお子さんも、普段あまり接する機会の少ない、
大きなおにいさんやおねえさんと接することができて、
とてもたのしい様子でした


今後とも、能登川博物館と県立八日市南高校と合同で、なにか
楽しい企画を開催できればと思っています


能登川博物館
http://www.town.notogawa.shiga.jp/default.html
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もっと知りたい!東近江市(東近江市の学習施設・博物館の情報サイト)
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