第114回企画展「閻魔大王さまのいる里 安楽寺」を開催しています!

能登川博物館

2015年07月30日 12:39


能登川博物館ではただ今、第114回企画展
「閻魔大王さまのいる里 安楽寺」を開催しています。


初日の7月29日には、東近江スマイルネットさんが、
今回の展示の取材にきてくださいました
このときの様子は、東近江スマイルネットの
「こんにちは市役所」という番組で
放送されますので、ぜひごらんになってください

今回の企画展で紹介する「十(じゅう)應(おう)寺(閻(えん)魔(ま)堂)」がある
安楽寺(安楽寺村)について、滋賀県の地名(平凡社)では、
「能登川村の南にあり、繖(きぬがさ)山(やま)山系の西麓にある
天台宗安楽寺の門前から朝鮮人街道にかけて集落が営まれる。
中世は伊庭庄の内。」とあり、「当村は明治に伊庭から行政的に
独立しながらも、繖(さん)峰(ぽう)三(さん)神社を中心とする伊庭の祭礼には、
北須田が明治の末に、能登川が昭和19年に不参加としたのに対し、
今も継続して参加している。」とあります。
現在の安楽寺自治会の世帯数は46戸・人口134人(平成26年4月)と
小規模な自治会ですが、「五人衆制度」など古くからの伝統を守り伝えています。

平成25年度に十應寺の建物の老朽化が進み、
緊急避難として本堂に安置されていた仏像や掛軸などの
文化財が能登川博物館に一時寄託されました。
今回の展示では、普段見ることのできない十應寺所有の
「閻魔王像」をはじめとした仏像、
地元に伝わる東近江市指定文化財
「八(はち)王(おう)子(じ)法(ほっ)橋(きょう)伝(でん)来(らい)文(もん)書(じょ)」など、
53点を紹介をしています。



「閻魔大王さまのいる里 安楽寺」
展示期間:平成27年7月29日(水)~平成27年9月13日(日)
入場料:無料
開館時間:10:00~18:00
期間中の休館日:毎週月・火曜日・8/28

お問い合わせ:東近江市能登川博物館(東近江市山路町2225)
             TEL 0748-42-6761、IP 050-5801-6761


死後の世界の裁判官とも言い伝えられる閻魔大王さまを
おそるおそるじっくり隅から隅まで、よーくみてみると…
子どもさんも思わずにっこりするようなことがあるかも…?

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