県内新発見のランも展示!「滋賀の野生ラン写真展」を開催中!
能登川博物館は「身近な自然と暮らし」をテーマとした展示や
体験活動を地域の方々と協働しながら展開しています。
特に、自然環境に関する分野は、平成9年の開館以来
ボランティアでご協力いただいている地域学芸員や
地域のみなさんと一緒に実施しています。
今回の企画展「滋賀の野生ラン写真展」では、
東近江市内や県内で「野生ラン」を調査・撮影
している市内在住のワイルド池本さんの写真展を
開催しています。
日本の野生ランはおよそ300種類あり、
滋賀県にはそのうち76種類ものランが滋賀県に
分布していたことが判明しました。
今回の写真展ではワイルド池本さん
(本名:池本義雄さん)が直接確認された
58種を展示しています。
残る19種は撮影できず、未撮影の中には
既に絶滅しているのではと思われる
ものがあります。
他にも絶滅危惧とされるものが多数あり、
大変貴重なランの写真の数々を展示しています。
また、新たにワイルド池本さんが4月に
滋賀県内ではじめて、発見された
『ホソバシュンラン』も追加展示しています。
今回の写真展を通じて自然の大切さを
少しでも感じて頂けたらと思います。
第117回企画展「滋賀の野生ラン写真展」
展示期間:平成28年4月27日(水)~平成28年6月5日(日)
開館時間:10:00~18:00
場所:能登川博物館
入館料:無料
期間中の休館日:毎週月・火曜日・4月29日(金)・
5月4日(水)・5日(木)・27日(金)
お問い合わせ:東近江市能登川博物館
(東近江市山路町2225)
TEL 0748-42-6761、IP 050-5801-6761
自然の恵みをたっぷりと受けて、
華やかにたたずんでいる「野生ラン」は、
まるで、物語の中にでてくる妖精のように
かわいらしく、見る人をたのしませてくれます。
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