トンボ観察会を開催しました!

能登川博物館

2016年08月07日 10:00


8月6日(土)午前に参加者約20名
(地域学芸員:2名、取材:東近江スマイルネット・毎日新聞・京都新聞)
とともにトンボ観察会を開催しました!


講師の先生は今年も
地域学芸員・トンボ研究家の
澤田弘行さんです。

あと、今回は博物館学芸員実習生や
インターンシップの大学生のみなさん
(この日は4名)が博物館のことについて、
お勉強しに来てくれました



イベントに必要な資料や物の準備から、
参加者さんの受付。トンボの記録や
イベント風景をカメラに収めたりと
何から何まで大活躍してくれています

まずはじめに、能登川博物館で、
澤田さんが撮影した
身近にいるトンボや珍しいトンボを
さまざまな写真で解説していただきます。

同じトンボでも、色や大きさの違いや
特徴に、みんな釘付けです

今度は、写真だけではなく、
実際に実物のトンボを観察します

トンボは写真のようにとまった状態で
見れないので、アミを使って採取します


湖岸と山のスポットをそれぞれ周ります

湖岸の岩にはヤゴ(トンボの幼虫)の抜け殻が
ところどころについており、
水中生活を終えたヤゴがトンボとして
成長し陸上へと羽ばたいていった証。

抜け殻はヤゴとしての「卒業証書」と
いったところでしょうか?


成虫として、ひと皮むけたトンボさんたちを
みんなで採取した結果…

-トンボ-
【湖岸】
ウスバキトンボ
ウチワヤンマ
アオモンイトトンボ
シオカラトンボ

【山】
オオシオカラトンボ(メス・オス)
コシボソヤンマ

全部で、6種類のトンボを
確認することができました


掲載許可をいただいて
いないので素敵な表情ですが、
隠させていただきました

ほかには…
-ヤゴの抜け殻-
【湖岸】
メガネサナエ
オオサカサナエ
コガネウツワヤンマも発見しました!

(記録:博物館実習生・インターンシップ生)

美しい水環境によって、
ヤゴが生息し、成長を経てトンボとなる。

水とトンボとのかかわりを
学んでいただけたことと思います



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