「夏の夜の昆虫観察会」を開催しました!

能登川博物館

2016年08月08日 10:00


8月6日(土)午後7時30分から「夏の夜の昆虫観察会」を
34名の参加者を迎えて開催しました!

午前中に「トンボ観察会」で
夜に「夏の夜の昆虫観察会」と
一日にイベントが目白押しでした

一日を写真で表現すると、まさにこのような感じです

トンボ→トンボ観察会 
セミの抜け殻→夏の夜の観察会
この一枚に、一日がうまく表現できています。

能登川博物館に博物館学芸員実習とインターンシップに
きている大学生さんが撮影してくれました
とてもうまくとれていますね

今年も武田滋先生(滋賀むしの会)と
能登川博物館地域学芸員さんに協力していただき、
光を頼りに集まってくる昆虫や夜に活動する昆虫に
ついてお話をしていただきました


ブラックライトを灯して昆虫観察
ライトが青いいのは、昆虫は青い光を
認識しやすいからです

クワガタも発見しました

昆虫が光によってくるのは
「光が好き」というわけではなく、
「光を頼りに光を道しるべ」として、
行動するからなのです

夜に昆虫を観察すると、
こういう場面にも遭遇することができます
「セミのふ化」です



幼虫が木に登って、ふ化しやすいところを探します。
そして、力をふりしぼって成虫へと姿をかえます。

約8年間、土の中でじっと静かに暮らし、
成虫となり、いよいよ大きな声で
鳴くことができます

セミのふ化は普段目にすることがない分、
とても感動的です

ライトや、木の他に小川にも目をむけます



サワガニさんがいたようです。

いつもお昼間には、サワガニさんは暑くて、
石の下に隠れていますが、夜の暑さの落ち着いた
涼しい時間帯になると、ひょっこりと顔をだしてくれます。

他にもスズムシさんも、
夕方と比べると、夜は活動的になり、
さらに大きな音色を奏でてくれます。


今年は、例年に比べると昆虫の種類自体は少なかったのですが、
普段みることがない、貴重な姿をじっくりと観察できたのでは
ないでしょうか

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