県立八日市南高校花緑デザイン科の生徒が野口謙蔵記念館の「竹垣」を改修!
野口謙蔵記念館(東近江市綺田町442番地)の入り口にあった
竹垣の改修工事を28日(火)午前に
県立八日市南高校花緑デザイン科の生徒(12名)が中心となって実施しました。
野口謙蔵記念館の竹垣は、平成3年の開館時にあったものが老朽化し、
倒壊の恐れがあることから撤去されていましたが、
このたび、県立八日市南高校花緑デザイン科の実習として、
再び竹垣(長さ約10m、高さ約1m)が設置されることになりました。
竹垣に使用する竹は、
東近江市立能登川南小学校が「エコスクール活動」の一環として行っている
「猪子山森林再生プロジェクト」(今年度で10年目)で、
昨年の11月に5年生(104人)と県立八日市南高校花緑デザイン科の生徒が
一緒に伐採して竹垣を作りました。
その時に、今回の為に伐採した竹を高校に持ち帰り、
加工したものも使用しました。
http://notohaku.shiga-saku.net/d2016-11-21.html
今回の改修工事は、
野口謙蔵記念館の竹垣が改修されて新しくなっただけではなく、
県立八日市南高校にとっては、生徒の竹垣つくりの実践の場ができ、
野口謙蔵記念館の来館者に成果を見てもらうことができます。
また、能登川南小学校の児童が県立八日市南高校の生徒と
一緒に伐採した竹の有効活用も図ることができます。
能登川南小学校の児童が八日市南高校の生徒と一緒に伐採した竹。
その竹を使って野口謙蔵記念館の竹垣を作り、
地域の文化財の活用に役立てていく取り組みです。
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