夏の民具体験を開催します!
能登川博物館では、昔なつかしい
「じゃ車」(足踏み式水車)・「水鉄砲」・
「ヨシ舟」を使った『夏の民具体験』を開催します。
現在は、簡単にポンプなどで水田に水が
汲み上げられていますが、昭和40年代頃まで
湖東平野では、足踏み式水車『じゃ車』を用いて
高低差のある水路から田に水を汲み上げていました。
1反(約1000㎡)の田に水を汲み上げるのに、
およそ1時間もかけて、漕いでいたと言われています。
「じゃ車」を用いるときには、汲み上げる水量、
速度を調整することが大切で、その中で、
当時の農家の方々の苦労と生活の知恵を
この体験から参加者の方々に感じていただきたいと思います。
他にも、今ではあまり見られなくなった竹製の
「水鉄砲」の射的や、琵琶湖ならではのヨシの葉で
作る「ヨシ舟」作り体験を企画し、昭和の頃の懐かしい
夏の季節を感じることができる体験を開催します。
「温故知新」という言葉通り、昔の道具にこめられた
知恵や工夫、苦労などに気がつき、地域の
自然環境にもふれてみませんか?
開催日:平成29年8月19日(土)
時間:
13:30~16:00の間、
いつでも自由に体験していただけます。
場所:能登川博物館前庭
開催日までの休館日:月曜日・火曜日・8/11
参加費:無料 (当日受付)
※ぬれても良い服装、または、着替えや
タオルをお持ちください。
お問い合わせ:
東近江市能登川博物館
(東近江市山路町2225)
TEL 0748-42-6761、IP 050-5801-6761
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