新月の夜がカギ!「夏の夜の昆虫観察会」を開催しました!
2014年07月31日
7月26日(土)の「新月」の夜に「夏の夜の昆虫観察会」を行いました



今年も、滋賀むしの会の武田 滋先生にご協力をいただき、
参加者「29名」を迎えての開催です
まず、はじめに集会ホールに集まり、武田先生の日頃の活動や、
昆虫を観察する上での注意点や、
トラップ(わな)の種類や仕方を教えていただきます。
先生のお話をしっかりと聞いたあと、能登川博物館前庭に行き、
いよいよ昆虫の観察に入ります。
文頭でも紹介した通り、7月26日の新月の日に開催
その理由を説明すると…
新月=月が出ていない。すなわち、光が隠れている。
昆虫=光のあるところに集まる習性をもつ。(月の光を頼りに位置情報を得る。)
この日の、お月さまが出ていない間に、人工的に光を発し
昆虫を集まりやすくします。昆虫を観察するのには、「新月」が絶好の日と言うことです。

《ライトトラップ》光で昆虫をおびき寄せます。
「ナトリウム灯」→オレンジ色の光なので、昆虫が集まりにくい。
「ブラックライト」→虫の感じる波長の光が短いので、昆虫が集まりやすい。
昆虫観察開始早々…今年も「セミのふ化」を
観察することができました
!
成虫へと成長を遂げようとするふ化するセミの姿は、
次々と色を変え何度見ても神秘的です
さて!
セミはなぜ、夜にふ化する傾向にあるでしょう…
正解は、天敵であるカラスやアリの活動している昼間を避けて、
天敵が活動していない夜にふ化をするからです。
セミの他にカブトムシやクワガタも発見


合間に、地域学芸員さんからいただいたスイカを食べていただきました

その食べたあとのスイカを木の下に置き、えさで昆虫をおびき寄せます。

《ベイトトラップ》カブトムシやクワガタをおびき寄せるのは、バナナがおすすめ
他にも、カミキリムシ・トンボ・バッタ・コガネムシ・カメムシ・ゴミムシが観察できました!
「ゴミムシ」とは、普段あまり聞きなれない虫ですが、「カメムシ」よりにおいがきついそうです
「ゴミムシ」は段階によってにおいの強さが違って、
比較的弱いにおいを発するときは、仲間をよぶ「集合」を現し、
強いにおいを発するときは、「警戒」を現すそうです。
昆虫によって、位置情報の伝え方が異なり、
例として、カメムシ・ゴミムシなら「におい」
スズムシなら、「音」
ホタルなら「光」で存在を伝えます。
ホタルと言えば、この時期に、能登川博物館でも
まだ、ホタルを確認することができました

武田先生より、昆虫のいろいろなお話をしていただき、
みなさんが昆虫に関する新しい発見ができ、普段あまり目にしない
昆虫の姿を観察できたことと思います
夏はまだまだ、続きます
今回参加できなかった方も、
夜の昆虫観察をしてみませんか

能登川博物館
http://www.town.notogawa.shiga.jp/default.html
こちらもご覧下さい☆↓↓↓
もっと知りたい!東近江市(東近江市の学習施設・博物館の情報サイト)
http://www.tanken-n.com/ho/index.phptp://www.tanken-n.com/ho/index.php



今年も、滋賀むしの会の武田 滋先生にご協力をいただき、
参加者「29名」を迎えての開催です

まず、はじめに集会ホールに集まり、武田先生の日頃の活動や、
昆虫を観察する上での注意点や、
トラップ(わな)の種類や仕方を教えていただきます。
先生のお話をしっかりと聞いたあと、能登川博物館前庭に行き、
いよいよ昆虫の観察に入ります。
文頭でも紹介した通り、7月26日の新月の日に開催

その理由を説明すると…
新月=月が出ていない。すなわち、光が隠れている。
昆虫=光のあるところに集まる習性をもつ。(月の光を頼りに位置情報を得る。)
この日の、お月さまが出ていない間に、人工的に光を発し
昆虫を集まりやすくします。昆虫を観察するのには、「新月」が絶好の日と言うことです。

《ライトトラップ》光で昆虫をおびき寄せます。


昆虫観察開始早々…今年も「セミのふ化」を
観察することができました

成虫へと成長を遂げようとするふ化するセミの姿は、
次々と色を変え何度見ても神秘的です

さて!
セミはなぜ、夜にふ化する傾向にあるでしょう…

正解は、天敵であるカラスやアリの活動している昼間を避けて、
天敵が活動していない夜にふ化をするからです。
セミの他にカブトムシやクワガタも発見



合間に、地域学芸員さんからいただいたスイカを食べていただきました


その食べたあとのスイカを木の下に置き、えさで昆虫をおびき寄せます。

《ベイトトラップ》カブトムシやクワガタをおびき寄せるのは、バナナがおすすめ

他にも、カミキリムシ・トンボ・バッタ・コガネムシ・カメムシ・ゴミムシが観察できました!
「ゴミムシ」とは、普段あまり聞きなれない虫ですが、「カメムシ」よりにおいがきついそうです

「ゴミムシ」は段階によってにおいの強さが違って、
比較的弱いにおいを発するときは、仲間をよぶ「集合」を現し、
強いにおいを発するときは、「警戒」を現すそうです。
昆虫によって、位置情報の伝え方が異なり、
例として、カメムシ・ゴミムシなら「におい」
スズムシなら、「音」
ホタルなら「光」で存在を伝えます。
ホタルと言えば、この時期に、能登川博物館でも
まだ、ホタルを確認することができました


武田先生より、昆虫のいろいろなお話をしていただき、
みなさんが昆虫に関する新しい発見ができ、普段あまり目にしない
昆虫の姿を観察できたことと思います

夏はまだまだ、続きます

今回参加できなかった方も、
夜の昆虫観察をしてみませんか


能登川博物館
http://www.town.notogawa.shiga.jp/default.html
こちらもご覧下さい☆↓↓↓
もっと知りたい!東近江市(東近江市の学習施設・博物館の情報サイト)
http://www.tanken-n.com/ho/index.phptp://www.tanken-n.com/ho/index.php
今夜の「ホタル観察会」中止します
明日から参加申込開始「麻糸体験」
講演会「近江商人の里 東近江市」
能登川博物館会場の「ロボットサッカー体験会」について
昨日、「伊庭の坂下し祭」が開催されました。
6月22日に「麻糸体験」開催します。
明日から参加申込開始「麻糸体験」
講演会「近江商人の里 東近江市」
能登川博物館会場の「ロボットサッカー体験会」について
昨日、「伊庭の坂下し祭」が開催されました。
6月22日に「麻糸体験」開催します。
Posted by 能登川博物館 at 15:31│Comments(0)
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