能登川博物館のブログ

　 能登川博物館では、今年も昔なつかしい
「じゃ車」(足踏み式水車)・「水鉄砲」・「ヨシ舟」を使った
『夏の民具体験』を開催します
現在は、簡単ににポンプなどで水田に水が汲み上げられていますが、
かつて昭和４０年代頃まで湖東平野では、
足踏み式水車『じゃ車』を用いて高低差のある水路から
田に水を汲み上げ、１反の田に水を汲み上げるのに、
およそ１時間もかけて、漕いでいました
「じゃ車」を用いるときには、汲み上げる水量、
速度を調整することが大切で、
その中で、当時の農家の方々の苦労と生活の知恵を
この体験から多くの方に感じていただきければと思います

他にも、今ではあまり見られなくなった竹製の「水鉄砲」の射的や、
琵琶湖ならではのヨシの葉で作る「ヨシ舟」作りを企画し、
昭和の懐かしい夏の季節を感じることができる体験を開催します

「温故知新」という言葉通り、昔の道具にこめられた知恵や工夫、
苦労などに気がつき、地域の自然環境にもふれてみませんか？

「夏の民具体験」
開催日：平成２７年８月２３日（日）
時間：１３：３０～１６：００の間、いつでも自由に体験していただけます。
場所：能登川博物館前庭
開催日までの休館日：月曜日・火曜日
参加費：無料　（当日受付）
※ぬれても良い服装、または、着替えやタオルをお持ちください。

お問い合わせ：東近江市能登川博物館（東近江市山路町２２２５）
　　　　　　　　　　　　　ＴＥＬ　0748-42-6761、IP 050-5801-6761

暑い夏に冷たい水辺で昔なつかしいおもちゃや民具の体験、
とっても気持ちがいいですよ
時間内であればいつでも参加することができますので、
ぜひお気軽にご参加ください