能登川博物館のブログ

　能登川博物館では自然や
生き物の生態を知って、
関心をもっていただくために、
様々な体験学習や観察会などを行っています。

　タカの仲間には、春に暖かい地方から
日本列島にやってくるものがいます。
日本で産卵・子育てをし、秋にはまた
南の温かい地方に帰っていきます。
この現象を「タカの渡り」といい、
東近江市の猪子山山頂は、
これを観察するのに絶好のポイント
となっています。
今年も「猪子山探検隊～タカの渡り～」では、
元日本野鳥の会滋賀代表の
石井　秀憲さんを講師とし、
双眼鏡の正しい使い方から、
観察のポイントまで基本的な
ことから教えていただきます。

９月中旬からサシバやハチクマなどの
渡りがはじまり、ピーク時には
１日１０００羽もカウントできる日があり、
約２０００羽も飛来した年もありました。
さらに、運が良ければ数羽のタカが上昇気流に
乗って上空高く飛ぶ「タカ柱」が見られるかもしれません。

たくさんのタカが優雅に飛んでゆく姿を観察し、
雄大な自然を感じるチャンスです。ぜひご参加ください。


9月１日(木)より申し込み受付開始！
開催日：平成２８年９月１８日（日）【雨天中止】
時間：９：００～１２：００
場所：猪子山山頂集合（北向岩屋十一面観音前）
持ち物：双眼鏡（お持ちであれば。）
開催日までの休館日：月曜日・火曜日・８月２６日(金)
参加費：無料　　※要申し込み（定員３０名）
お問い合わせ：東近江市能登川博物館（東近江市山路町２２２５）
　　　　　　　　　　　　　ＴＥＬ　0748-42-6761、IP 050-5801-6761


9月18日（日）は雨天のため中止となりました。
台風が通過し、天候の回復した
9月25日～27日は、一日で２０００羽以上も飛来しました。
詳しくは「猪子山タカの渡り調査グループ」のホームページ
http://hmrg.jp/
をご覧ください。