第116回企画展「土の中のタイムカプセル~能登川石田遺跡~」を開催しています!
2016年03月09日
ただいま、能登川博物館では、第116回企画展
「土の中のタイムカプセル~能登川石田遺跡~」を
開催しています。
能登川博物館と能登川中学校の間には、
埋蔵文化財包蔵地「能登川石田遺跡」が存在します。
現在は道路や住宅街になっている場所の地下には、
今から4,000年前の縄文時代後期から中世の人々が
生活をしていた痕跡が残り、
タイムカプセルのように埋蔵されていました。
能登川石田遺跡の発掘調査では、縄文時代の土偶、
弥生時代後期から古墳時代の青銅器鋳造関連遺物、
特殊な木製品、各地から搬入された土器など、
さまざまな遺物が出土しており、記者発表や
速報展示などで調査成果の一部を公開してきました。
今回の展示では、能登川石田遺跡から
出土した大量の遺物の中から、縄文時代、弥生時代~古墳時代、
中世の土器や木製品、石製品など各時代の主要遺物を紹介します。
中には今回初めて公開する遺物もあります。
古代の人々が実際に使っていて、土の中の「タイムカプセル」に
残した道具たちをぜひ、ご覧ください。
第116回企画展「土の中のタイムカプセル~能登川石田遺跡~」
展示期間:2016年3月9日(水)~4月24日(日)
入場料:無料
開館時間:10:00~18:00
期間中の休館日:毎週月・火曜日・3/25・4/22
お問い合わせ:東近江市能登川博物館(東近江市山路町2225)
TEL 0748-42-6761、IP 050-5801-6761
前回の企画展の「ちょっと昔の道具たち」より、
今回は「はるか昔の道具たち」が展示してあります。
古代の人々が使っていた道具をみると、きれいな状態で出土され、
本当に大昔に使われていたのかと、びっくりしてしまうほどです。
時代をこえて「土の中のタイムカプセル」に
秘められたメッセージが伝わってきそうです。